お知らせ
曽我めんからの最新情報をお届けします。
上井出小学校6年生|パンフレットとアンケート
私たちは上井出小学校の6年生です。
曽我めんさんの商品をご購入、QRコードを読み込んで下さり、ありがとうございました。
このページでは私たちが1年かけ、自分たちでテーマを決め、活動をしてきた「まちづくり活動、通称FKP(富士宮活性化プロジェクト)」をまとめたページです。
私たちの活動について、アンケートのご協力をお願いいたします。
↑こちらからご回答いただけます!
※私たちの活動がどのように伝わったのか知りたいと思っています。
下のアンケートフォームからご意見やご感想をいただけると、この活動をした児童の成長へとつながります。
レシピチームパンフレット
※画像をクリックorタップでPDFが開きます!
歴史観光チームパンフレット
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上井出小学校6年生の活動について
「数年後には、自分たちの学校に入ってくる新入生は一けた。」
「2060 年には富士宮市の人口は今より5万人減って、約8万人。」
社会の教科書で学んだ少子高齢化、人口減少という日本が抱える課題は、自分たちが住む富士宮市にも当てはまっていることでした。
「富士宮市を活性化させたい。」
そうした思いをもって、本校6年生は富士宮市を住み続けられるまちにしていくまちづくり活動、通称FKP(富士宮活性化プロジェクト)をスタートさせました。
どうしたらこの課題を解決できるのか。働く親世代にインタビュー調査をしてみたものの、
「親世代が願っている子育て支援の施設づくりや制度づくりは、ぼくたちがやることではなくて、市がやることだ。」
6年生の中からもこうした声が上がってきました。
しかし、外部講師の方々の話を聞いていく中で、こんな発見がありました。
「仕事をつくることも『まちづくり』」、「応援してくれるファンを増やすこと、人づくりも『まちづくり』」ということです。
富士宮市のファンを増やしていくことは、自分たちにもできるかもしれない。
そうした思いが芽生えてきたときに、曽我めんさんとお話をする機会があり、ふるさと納税返礼品の中に制作物を入れる協力をお願いしてみると、快く受け入れてくださいました。
パンフレット完成までの道のり
このパンフレットが出来上がるまでには数々のドラマがありました。
曽我めんさん、橋本さん、鈴木さんに初めてプレゼンをした日は11月15日。
歴史観光チームとレシピチームに分かれ、1か月かけて作り上げたパンフレットは、「修正してもらいたいところがあります。」とプレゼンが通りませんでした。
誤った情報、統一されていないデザイン、インターネットから引っ張ってきた情報やイラスト。
こうしたことも理由ですが、オリジナリティが少ないパンフレットになってしまっていました。
「自分たち、一人一人の強みを生かしていったらいいんじゃないかな。」
「自分たちが上井出に住んでいるからこそできる情報をもっと入れてみよう。」
そうして、チームの垣根を越え、クラス一丸となって修正をしていくことにしました。
イラストが得意な人がキャラクターを作ってみたり、パソコンが得意な人がQR コードを作ってみたり、おいしそうに食事をする人が食べている様子を、写真撮影が上手い人が写真を撮ってみたり。1回目に作ったものより、確かな手ごたえを感じながら作り上げていきました。
そして迎えた2回目のプレゼン。
曽我めんさんからいただいた答えは、
「1回目に比べて、格段によくなりました。細かい修正はまだありますが、印刷しましょう。」
喜びのあまり、涙を流す6年生もいました。
「1 回目はがんばってやってきたのにプレゼンが通らなくて悔しかった。けれど、2回目でOKをもらうことができて、これまで努力してきてよかったと思えました。」
こうして完成したパンフレットです。
とはいきませんでした。
印刷できる形にしていくために、より確かな情報、より見やすいデザインにしていく必要がありました。
また、曽我めんさんのご厚意でこちらのパンフレットをお金をかけて、印刷していただけることになりました。
そのため、今までの冊子の形から、レイアウトを変更させることが必要になりました。
曽我めんさんのデザインを担当しているPEACE∞の鈴木さんと1か月の間に何度も共同編集したり、オンラインミーティングで指摘してもらったり、学校に来校してもらって作ったりしていきました。
12月22日、2回目のプレゼン会から4週間たった2学期最後の日。
この日に、鈴木さんから連絡がありました。
「みんながんばったね。印刷できます。」
教室には歓喜の声が湧き起こりました。
「大人って大変だ。目に見えないところでたくさんの仕事をしている。」
「ここまで一人一人の強みを生かして作ってきてよかった。後は、このチラシを手にした人が、上井出に来たり、料理を作ってくれたりするために、何ができるのか考えていきたい。」
こうして完成したパンフレットです。
このパンフレットが出来上がるまで、6年生の子供たちは、思いをもつことの大切さ、思いを実現させる大変さ、多面的に物事を考える必要性、本当の意味での協力といったことを感じ取っていったように思います。
また、この学習では、必要ならば6年生が社会人にメールや電話をして連絡をしています。
そして、実社会を動かそうとして、社会人に話を聞き、企業とも協力していただいてきたことで、「生きた学び」になっていると感じています。
完成までに汗をかき、涙を飲み、友達と力を合わせ、喜び合ったドラマチックなこのパンフレットは、この6年生にしか作れません。
それは、この6年生が一人一人の強みを生かし、紡いできた結晶だからです。
「人口減少問題を減らし、富士宮市を活性化し、富士宮市民が住みやすいまちにする!!」
この思いが一人でも多くの人の心に届いてくれることを、この活動の一人のサポーターとして、ファンとして願っています。
あなたも、富士宮ファンになりませんか?
令和5年度富士宮市立上井出小学校
6年担任 伊豆川 修平
※私たちの活動がどのように伝わったのか知りたいと思っています。
下のアンケートフォームからご意見やご感想をいただけると、この活動をした児童の成長へとつながります。